ATIK 11000「モノクロ」「カラー」



その他の写真(クリックで拡大)
資料(英文):英文マニュアルクイックスタートガイド
システムチャート本体寸法図ソフト取説
CCD素子:
Kodak KAI-11002
画素数:
4008×2672ピクセル(9μ角)
画素エリア:
1070万画素(36.0×24.7mm)
ビット数:
16ビット(65536階調)
ノイズ:
13e-(読み出し)
接続IF:
USB(Ver2.0)※高速タイプ
電源:
12V-DC(2.5A以上推奨)
冷却能力:
外気より:-38℃(水冷併用時)
重さ:
990g
ガイドポート:
非付属
シャッタースピード:1/1000秒〜
バックフォーカス:15mm
感度特性(リニアティ):1.0に等しい(Rバンド)
ダークノイズ:0.03e-/秒(-20℃)
最大量子効率(モノクロ):約50%(500nm付近)
フルウエルキャパシティ:50000e-
ブルーミング制御:1000倍
鏡筒接続ネジ規格:54mm P=0.75(オス対応)
システム必要条件(パソコン)はこちら


「Atik 11000」とは:
「Atik11000」カメラは、従来からの基盤を元にアップグレードされた新設計と開発の結果、生み出された非常に高い解像力を持った天文用冷却CCDカメラです。
巨大な35mm版フルサイズのCCD素子を有し、そして妥協をしないすばらしい画像を求める方においても、驚くべきクオリティーをもった画像を取得できます。
メイン素子には、コダック社製「KAI-11002」を使用、「モノクロ」と「カラー」よりお選び下さい。
「35mm版フルサイズ」CCDカメラなら、余裕を持って「A3サイズ以上」にプリントアウトが可能、また豊富な画素数を有するため、取り込まれた大迫力の画像をコンピュータ画面でご堪能下さい。

「Atik 4000」及び「Atik 11000」の特徴:
一般的に「Atikカメラ」は「Sony社製CCD素子」を使用していますが、当機種のような「ラージフォーマット機」には「Kodak社製」を使用しています。
「Kodak社製」のCCD素子は、これまでに天文用カメラ用途として、非常に良い評価、高い実績を誇ります。そして「Sony社製CCD素子」にはない特性を有します。「ダークフレームの減算」がそれで、CCD素子を冷却し、温度を一定にする事で、最高のパフォーマンスを発揮します。そしてこれに答える為の冷却システムはラージフォーマット機のAtikカメラに搭載されています。
「Kodak社製」のCCD素子は、上記の通り「ダークフレームの減算」を必要とします。そしてこれらは、厳密に「CCD素子の温度」、「露出時間」と「フレームサイズ(受光面積/解像度)」を同一に求められます。「Atik 11000」には、ソフトで制御可能な2段ペルチェ冷却装置と強制換気用のFANを装備します。冷却能力は「周囲より-38℃」です。この冷却能力は十分なパワーを誇ります。
また、更なる冷却を高める為に、水冷ユニットを本体に内蔵しています。別途「水冷用ポンプ」をご用意下さる事で、カメラの内部で発生した熱を水冷によって冷やす事ができます。通常は「周囲より-45℃」程に冷却が可能です。
上記の冷却は撮影時に発生するノイズを効果的に抑制し、そしてホットピクセルの発生までを減らします。しかし、その反面、CCD素子面等に結露の危険性があります。そこで、カメラには「乾燥剤」が装填されており、これにより結露を効果的に抑制します。また対して、オプティカルガラスは逆に専用のヒーターで暖める必要があり、このヒーターもソフトウェアを通して制御可能です。
「Atik ラージフォーマットカメラ」は、高いレベルでの天体撮影カメラとして確かな性能を有しています。そして、他に類を見ない「容易な操作性」さを確保しています。パソコンとの接続は「USB Ver2.0」で、付属の「ACアダプター」で電源を供給します。

CCD素子のグレード
「Atik11000」カメラは、標準グレードとして「KAI-11002/クラス2」素子を採用しています。このクラスのCCD素子はわずかな「カラム欠陥」を含みます。ちなみにこの欠陥が存在しない「クラス1」CCD素子もコダック社では生産していますが、このスペックの差におけるCCD素子の価格のみならずあらゆる点を考慮した結果、我々は、「天文用冷却CCDカメラ」として利用する範囲において、より高級な「クラス1」CCD素子は妥当ではないと考えました。(一例:SBIG社製ST-Lカメラの場合、このような価格差(クラス2クラス1)が発生していました。ご参考までに。From SBIGジャパン・国際光器)
(天文用途においては、しっかりと冷却を行ない、かつ比較的に長時間の露出が主体となります。このような状況ですと、コダック社クラスを定義する為に行なっているテストの精度をそのまま具現化する事は基本的に不可能であり、更に最終的には「ダークフレーム減算」を行なって取得画像を正常化します。これらのプロセスが基本形となる
天文用途は、かなり特異な使用用途と考えられ、結果、コダック社の「高精度/厳密な」テストを元に定義される「クラス」は、天文専用用途ではより高いパフォーマンスを与える事はあまり考えられないということです。(クラス2CCD素子で十分なパフォーマンスであると結論できます。)

CCD素子について(KAI-11002)
「Atik 11000」に使用される「KAI-11002」は最新型で、CCD素子の保護用カバーガラスの両面には「アンチリフレクションコート(ARコーティング:乱反射がほぼ0%!)」を施しています。これにより、CCDの表面と保護カバーの間における乱反射を抑制します。

「製品パッケージ」:
「カメラ本体(54mm P=0.75ネジ・メス付き)」※2インチ径ノーズピース付き
「USBケーブル(カメラ接続用/3m)」
「CD-ROM(制御ソフト/英語取り説)」
「クイックスタートガイド(英語/冊子)」
クイックスタートガイド・日本語版」 ※弊社特製「セットアップCD」内に収録。
「AC電源アダプター(110V-230V対応)」


付属のCD-ROM内の「制御ソフト」は、カメラの動作制御からデータの取り込み/保存、更にはいくつかの「画像処理」を有します。また、これらは市販の「アストロアート(AstroArt)」や「マキシムDL(Maxim DL)」と併せてご利用が可能です。

※当ページはメーカーのホームページを元に弊社で和訳、一部に編集を加えた内容です。
※記載の内容につきましては、予告なく変更となる場合がございます。

販売価格:※価格には「消費税」が含まれております。(内税)
モノクロ:直輸入特価(サポートなし)製造中止/品番:「ATK0046」
カラー:直輸入特価(サポートなし)製造中止/品番:「ATK0049」
「直輸入特価」とは:クイックスタートガイド(和訳版)CDの付属、入荷時の正常動作確認。動作不調やメンテナンスのご相談をお受けします。(実際の作業に伴い、有償となる場合があります。)

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